2009年11月11日

荒川区の産婦人科・精神科

西日暮里の産婦人科:白十字診療所

西日暮里の精神科:倉岡クリニック



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2009年09月20日

足立区の産婦人科・精神科

中川の産婦人科:長門クリニック

島根の精神科:成仁病院
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2009年08月18日

北海道の医療施設

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2009年07月03日

大田区の内科・小児科

西糀谷の内科・小児科:ナグモ医院

仲池上の内科・小児科:どうどうクリニック
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2009年06月18日

品川区の内科・小児科

旗の台の内科・小児科:さとうファミリークリニック

東大井の内科・小児科:けいひんファミリークリニック
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2009年05月02日

中央区の内科・小児科

日本橋人形町の内科・小児科:中央内科クリニック

月島の内科・小児科:小坂こども元気クリニック
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2009年04月11日

千代田区の内科・小児科

麹町の内科・小児科は麹町内科

四番町の内科・小児科は ふたばクリニック


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2009年04月08日

港区の内科・小児科

麻布十番の内科・小児科は十番クリニック

白金台の内科・小児科は白金台診療所


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2009年03月09日

第八巻

巻第八

養老

1 真心をもって親を養う

子は、親を養うことは当然である。親の心を楽しませ、親の心にそむかず、怒らすことなく、心配をかけない。住んでいるところを快適にし、飲食の味をよくし、真心をもって養わなければいけない。

2 子供のように老人を養う

老人は、気力体力が衰えているから、胃腸が弱くなっている。子供を養うのと同じように心を配らないといけない。飲食の好き嫌い、適度な温度に保ち、居室を清潔にし、風雨を防いで、冬は暖かくし、夏は涼しくし、よい環境を与えるように心がける。
盗賊・水害・火災などの災難があっても、両親を驚かせないように早く助けてやらないといけない。異変にあっても病気にならないように配慮しないといけない。老人は驚くと病気になりやすいから、注意しないといけない。

3 雑事をさける

老人は余命も長くないと思う。心配事も若いときのものとは違う。心を静かにし、雑事を少なくし、人との交際も少なくすることが、老人には適当であろう。これも、老人の気を養う方法である。

4 心を楽しく

老後は、若いときの10倍に相当する早さの感覚で月日が流れる。1日も無駄な日を過ごさせてはいけない。心を静かにし、残った日々を楽しみ、怒ることなく、欲を少なくし、身体を養うべきである。
子は、老人の1日は大切なものであることを心にかけて接しないといけない。

5 晩年の節度をたもつ

老いて子に養われるようになると、若いときから一緒にいるものに対しては怒りやすくなる。欲深く、子を責め、人をとがめて、節度をたもたない。心を乱すものが多い。そうならないように、自ら我慢も必要である。
若いときに慎み深く節度を守っている人が、老人になると欲深くなり、怒りやうらみが多くなる人が多い。
子としては、このことを念頭におき父母が怒らないように日頃から気をつかわないといけない。父母を怒らせるのは、子として不孝である。また自分の不孝を親に責められるのは、もっとも親不孝なことである。子が父母をうらみ不幸をするのは、悪人である。

6 老人の保養

老人の保養は、なによりも体力や気力を減らさないようにすることである。呼吸を静かにし、話もゆっくりし、言葉も少なくし、起居・歩行も静かにするといい。怒らず、昔の過失をとがめてはいけない。
また、自分の過ちも後悔しないほうがいい。人の無礼や無理な要求などに怒ったり、うらんだりしてはいけない。これらはみんな老人の道であり、徳行、慎みでもある。

7 気を惜しむ

老いると気力が少なくなる。気力をへらすことをさけなければいけない。まず、第一に怒ってはならない。憂い、悲しみ、泣き、嘆いてはいけない。葬儀に関わらせてはいけない。死者の家族を訪ねさせてはいけない。また、もの思いにふけさせてはいけない。
もっともいけないのは、多くを話すことである。早く喋ってはいけない。高い声で話したり、高笑いしたり、声高く歌ったりしてはいけない。
遠いところまで歩くのはいけない。早足で道を歩いてはいけない。重いものを持ち上げてはいけない。これは、みんな気力をへらすことになる。

8 酒食を吟味する

老人は体力・気力ともに弱い。これらを養うことが大切である。子は、この点をよく配慮しておかないといけない。まず親の心にそむかないで、心を楽しませ志を養わせる。
また、食事をするときは栄養のことに気をつかわないといけない。酒や食物は、よく吟味して味のよいものをすすめないといけない。老人は胃腸が弱いので、粗雑で刺激の強いものに弱い。

9 寒暑の外邪に用心

衰弱した老人は、胃腸が弱い。夏期はもっとも注意しないといけない。暑いため、生の冷たいものを食べると、下痢をしやすい。高熱をともなう下痢は、とても危険である。ひとたび病気になると、身体を非常に消耗させてしまう。残暑のときは、とくに注意をしないといけない。
また、冬の寒さや風などにも気をつけないといけない。

10 老人と五味

老人は、とくに生で冷えたもの、堅いもの、脂っこいもの、消化しにくいもの、こげて乾いたもの、古いもの、くさいものなどは食べてはいけない。五種類の味(甘・酸・鹹・苦・辛)のかたよりのあるものは、味が良くても多く食べてはいけない。夜食はとくに注意したほうがいい。

11 老人と寂寞

年老いてから、寂しいのはよくない。子は、ときどきそばにいて、古いことや現在の出来事を静かに話して寂しがらせない。
父母とあまり話さなかったり敬遠したりするのは、きわめて不孝なことであり、愚かなことである。

12 温暖の日の散歩

温暖な天気の日は、庭園や田畑に出たり高いところにあがったりして、気分を開放的にさせるといい。ときどき花木を愛し、鑑賞させて、心を快適にさせるのもいい。けれど庭や畑、花木に心を奪われて、心労するようなことがあってはならない。

13 無理をしない

老人は気が弱い。すべてのことに用心するといい。すでに取りかかっている事でも、自分には無理だと思えば、中断してやめないといけない。

14 七十歳をすぎる頃

年齢が70歳を越えれば、一年を無事に過ごすことだけでも、とても難しい。この頃になると年単位ではなく、日ごとに体力・気力が変わってくる。その変化は若いときの数年よりも激しくわかる。このように衰えていく身であるから、よく養生しないと天寿をまっとうできない。
この頃の年齢になると、一年が過ぎ去るのが、若い頃の1,2ヶ月が過ぎさるよりも早く感じられる。これからあとの年齢が少ないと思うなら、本当に少ないと考えないといけない。
子は、年老いた親には心をもって孝行し、むなしく過ごさせてはいけない。

15 日々を楽しむ

老いてからは、一日を十日ぐらいに思って毎日を楽しまないといけない。一日も惜しんではいけない。自分の思いが通じなくても、それは自分が凡人だから仕方ないと思い、子弟やその他の人の間違いを許し、とがめたり怒ったり恨んだりしてはいけない。
自分が不幸で裕福でなくても、世の中とはこういうものだと割り切り、憂い悩んだりしてしてはいけない。常に毎日を楽しまないと、もったいないことである。家が貧しく不幸にして飢えて死ぬことがあったとしても、死ぬまで楽しむのがいい。貧乏だからといって、人に文句をいい、不誠実な人間になり命ばかり惜しんではならない。

16 心労をさける

老人になったならば、徐々に仕事や人との関わり合いを少なくするのがいい。多くの事に関わってはいけない。多くのことに関わると心労し、楽しみもなくしてしまう。

17 朱子の食養生

衰弱した人の多くは、飲食過多のために病気になったためである。とくに肉類を多く食べると害になる。朝夕の食事には、肉類は一種類にし、少なく食べる。肉を使った汁物があるときは、副食に肉を使わない。晩食に肉を使わない方がいい。肉を多くとると、食通が悪くなる。肉を少なくすると、胃の負担がへり、経済的にもいい。若い人も、これを守るべきである。

18 老人と外出時の用心

老人は、大風・大雨・大寒・大暑・深い霧のときは、外出してはいけない。こうしたときは家の中にいて、身を守るといい。

19 老人と小食

老いると胃腸が衰えて弱くなる。食事は少なめがいい。多食することは危険である。老人の急死のほとんどは食べ過ぎである。若いときと同じように、食べ過ぎると消化不良を起こして病気になり死ぬ。心に決めて過食しないようにすることだ。ねばっこい飯、堅い飯、餅だんご、麺類、おこわ、獣の肉などは消化しにくいので、多く食べてはいけない。

20 老人の食事

老衰の人は、雑なものを多く食べずに、精のつくものを少し食べるといい。

21 老人と食餌療法

老人が病気にかかったときは、まず食事療法を行う。それで治らなければ、薬で治療をする。人参や、黄ぎなどの上等な薬は、衰弱が激しい病気ののときは使用してもいい。
病気のないときは、穀物や肉類で栄養をとるほうが、上等な薬を用いるよりもはるかに効果がある。だから、老人は常に味のよい、体にあった食物を少しずつ食べるのがいい。病気でもないのに薬は使用してはいけない。

22 間食をさける

朝夕の食事を日頃のように食べて、その上に、こなもちや麺類などを若いときのように多く食べてはいけない。消化不良を起こすからである。ただ、朝夕の食事は味をよくして食べてもいい。昼間や夜中、そのほかの時間に食事をしてはいけない。とくに薬を飲むときは、決められた食事の時間以外には食べてはいけない。

23 老人と楽しみ

年をとったならば、心の楽しみのほかに気をつかってはいけない。時流にしたがって楽しむといい。悩み事がなく、四季の移り変わりや、美しい風景、自然の美しさなどを、楽しむのがいい。

24 心身を養う

老後、勤めごとのない人は、つねに心と身体を保つことに工夫をこらさないといけない。無益に、努力や技術をおぼえようと苦労してはいけない。

25 世俗から去る

朝は静かな部屋に座って、香をたき、儒学の教典などを声をだして読み、心を清め、俗念を取り去るといい。
風もなく、乾燥している天気のときは、庭に出てゆっくりと散歩をし、草木を愛玩し、その風景を楽しむ。部屋に戻っても、世事を離れてのんびりとしていればいい。
ときには、机の上や部屋の中の塵を掃除するといい。いつもぼんやりと座っていたり、横になって眠っていてはいけない。また、ひろい範囲で人付き合いをしてはいけない。老人には無理になる。

26 静養第一

常に静かに落ち着いて休んでいるのがいい。無理なことをしてはいけない。老人は少しの労働により損傷、疲労、憂鬱になり、大病を起こし死にいたることがある。注意していないといけない。

27 あぐらをかくこと

老人は、つねに背もたれのあるところであぐらをかいて座っているのがいい。横になって休むことを好んではいけない。

育幼

28 三分の飢と寒の中で

小児は、少し空腹にさせ、少し冷たい思いをさせながら育てるのがいい。
子供だけでなく、大人にもこうした苦労をさせるといい。子供に美味な食事をあたえ、上等な着衣を与え暖めすぎるのは、のちのち大きな厄になる。俗人と婦人は、物事を知らず子を育てる方法を知らない。(言い切ってる。違う人もいると思うけど。)ただ、腹一杯おいしい食事を与え、厚着をさせ暖めすぎるので、子供はかならず多病になり短命になる。貧しい家の子供の方が衣食とも乏しいので、かえって病気になりにくく長命である。

29 小児は外に出せ

小児は胃腸が小さく弱い。病人と同じように、食べ物に気をつかわないといけない。小児は、体温が高いので、熱をださないようにしないといけない。暖めすぎると、骨や筋肉を弱める。天気のよいときは、外に出して、風や日光に当たらせるのがいい。(子供は風の子、太陽の子。と、有名な言い回しです。)身体が丈夫になって病気をしない。着るものは古いものを用い、新しい布や綿の服は体を暖めすぎるのでよくない。

30 小児の保養法

小児の健康と活力を養う方法は、香月牛山(益軒の弟子、福岡県の医者)の著書『育草』に詳細に述べてある。ここでは省略する。(手抜きだ!)



31 鍼の効用

鍼の効用は、血液の流れを整え、胃腸の働きを戻し、手足の頑固なしびれを取り除く。
また、高ぶる気持ちを抑え、気力をつけさせ、全身に力を導き出す。積滞(多分、血管に関する病気と思う?血のめぐりのとても悪い状態かも。)や腹痛などの急病に用いる。薬や灸よりもはやく回復させることができる。急病でないのに鍼を用いると、逆に元気がなくなる。
血のめぐりをよくし、気力をつけさせると、食事療法や薬の効果を助ける。
血気盛んな状態や、気力を失っている人、汗をたくさん出している人、とても疲れている人、とても空腹な人、とてものどの渇いている人、新に飽ける人?、大変おどろいている人、形気不足?、病気の人などには、鍼を刺してはいけない。
入浴したあと、すぐに鍼を刺してはいけない。酒に酔った人、食事のあと満腹な人にも鍼は刺してはいけない。
鍼は、薬や灸よりもすぐに効果が現れる。鍼の利害をよく検討しないといけない。強く刺してひどく痛む鍼はよくない。また鍼を刺してはいけない人に使用すると、かえって病気を増やしてしまう。注意しないといけない。

32 衰弱した老人と鍼

老人で衰弱している人は、薬を使った療法・鍼灸・導引(ストレッチ運動のようなもの)・按摩などで、早く病気を治したいと思って激しくするのは厄のもとである。そのときは快適だとしても後で害になる。

灸法

33 灸の効用

人間の活動的な力とは、温かい力である。活動的な力がないと病気になり、血のめぐりも悪くなる。そこで灸による火気の力で、活動的な力を補う。すると気力が出て、胃腸の調子がよくなり食欲が出て、血液のめぐりもよくなり、病気を回復させる。

34 艾葉の製法

よもぎの葉でつくる、もぐさ(灸で使う燃え草)は、3月3日、5月5日に採る。長いのはよくないので、3月3日に採るのがもっともよい。光沢のある葉を選んで、一葉ずつ摘み取って、ひろい器に入れ、一日中、天日に干してのち、ひろく浅い器にいれ、ひろげて陰干しする。数日後、よく乾いたとき、また日に少し干してすぐに取り入れ、暖かいうちに臼でよくつき、葉がちいさく砕け屑になったものを、ふるいで分け、白くなったものを壺か箱、袋に入れて保存する。
乾いた葉を袋に入れておいて、使うときに臼でついてもいい。茎と一緒に軒につっておくのはよくない。効能が弱くなる。使ってはいけない。3年以上経過したものも使うのがいい。使う前に火であぶり乾かすと、灸の火力が増す。湿ったものはよくない。

35 艾葉の名産地

滋賀の伊吹山、栃木県の標茅原(しめじがはら)などが、よもぎの葉の名産地である。でも使う時期を逸したものや、できのよくないものは用いない方がいい。ほかの場所でできたものでも、土地のよいところで葉に光沢のあるものは使用してもいい。

36 艾ちゅうの大小

もぐさの芯の、すえてもらう人が元気なら大きく虚弱体質な人なら小さくする。数を多くするかどうかは、灸をする場所によって違う。
熱さに我慢できない人は、多くすえてはいけない。我慢しすぎると、気力が減り上気して大いに害になる。やせて弱く怖がる人には、灸のはじめの熱の痛みに我慢できないときは、もぐさの芯に塩水を多くつけるか、塩のりをつけて一つの場所に5から7カ所に灸をしてから、いつものようにすると我慢しやすい。
それでも我慢できないときは、灸の初めの5,6カ所を早めにとってしまうといい。そうすると、我慢しやすい。気がのぼせやすい人には、一時に多く灸をしてはいけない。また肌の薄い部分、頭や顔や四肢などに灸をすえるときは、小さいものがいい。

37 灸と火の選択

灸に使う火は、日差しをレンズで集め火をつけるといい。また火打ち石で、白石または水晶を打って火をだすのもいい。火をとったならば、香油(においのいい油、頭髪などに使う)を使った灯り(ランプのようなもの)に火を移して、その火でもぐさの芯に火をつけるのがいい。あるいは灸を先に体につけておいて、香油を塗った照明のために使う木(松明のようなもの)に火をつけて、その火をもってつける。
松・柏(ヒノキ・サワラ・コノテガシワの類の古名)・枳(「からたち」、ミカン科の落葉低木)・橘(食用柑橘類の総称、ニホンタチバナの別称)・楡・棗・桑・竹などの八木の火はよくないので、用いないのがいい。
(太陽の光をレンズで集めるなんて、まるでオリンピックみたいだ!ようするに、匂いの悪い火で灸に火をつけるのはよくないのだろう。匂いの悪いものは、普通の時に嗅いでも気分のいいものではないし。)

38 灸をする姿勢

座ってもぐさを身体につけたなら、その姿勢のまま灸をすえる。横に寝てもぐさをつけたなら、同じくそのまま灸をすえる。火をつける順番は、上の方、量の少ない方を先にする。

39 灸をするときを選ぶ

灸をするときは、冷たい風に当たってはいけない。大風・大雨・大雪・陰霧(暗い霧?、気分の悪くなる霧かも、春の霞とは違うようなものかも)・大暑・大寒・雷電・虹(きれいなものだけど、何か関係あるのだろうか。雨上がりで湿っぽいからか?)などの時は、灸をしてはいけない。急病のときは、それらに関わらずしてもいい。満腹、空腹がひどいときや、酒に酔っているとき、悩み悲しんでいるとき、その他不運のときにはしてはいけない。
房事は、灸をした前3日、後7日はさけるのがいい。冬至の前5日、後10日間はしてはいけない。

40 灸後の食事

灸をしたあとは、さっぱりしたものを食べて、血のめぐりを良くして落ち着かせるといい。(興奮して血圧を上げてはいけない。)大食はいけない。酒に酔うほど飲んではいけない。熱い麺類、生で冷たいもの、冷酒、体調を変にする食物、消化しにくい肉などは食べてはいけない。

41 身体の強弱と艾ちゅうの大小

古い本には、もぐさの芯の長さが1センチでないと、火の効果が伝わらないといっている。今でも元気で体格がよく、熱の痛みにたえるひとは、大きな芯で多くしてもいい。
虚弱で元気のなく、肌の肉付きの悪い人は、もくざの芯を小さくして我慢しやすくするといい。数も半分くらいでいい。我慢しすぎると体によくない。
病状や人によって、使う量や多さを決める。古い本に書いてあることにこだわってはいけない。虚弱な人には1日に1カ所か2カ所くらいでもいい。

42 灸瘡の処置

灸をしたあとに、かさぶたができないようでは病気は治らない。自然に灸をしていてもかさぶたができない人がいる。そのときは、人工的につけてもいい。
虚弱な人は、かさぶたができにくい。そのときは、赤いネギの青い部分を取り除いたもの3から5茎、糠の熱い灰の中に埋めて熱くし、それで灸のあとを何度も暖める。または、生の麻油(ごま油みたいなものだろうか?)を繰り返しつける。何度も同じ場所に灸をする。焼き鳥、焼き魚、暑いものを食べて、かさぶたを作る方法などがある。灸のあとを熱湯でもって温め、かさぶたを作るもの一つの方法である。

43 阿是の穴

押してみて強く痛むところは、灸のつぼに関係なくある身体中にある。これらは灸をすべきところである。これが「阿是の穴」というのである。
人は、奥深い山の奥深い谷とか、山から吹いてくる悪い成分を含んだ風、海辺の湿り気のある悪い場所、悪い成分を含んだ土地などにいて、病気になり死ぬこともある。あるいは疫病やはやり病などが流行しているときなどは、あらかじめ、「阿是の穴」に灸をしておき、寒さや湿り気などから防備しておき、病気にならないようにする。
灸をして、かさぶたを絶やさないようにしていれば、病気になりにくい。しかし灸をしてはいけない場所や、同じ部分に多く、灸をしてはいけない。

44 毎日すえる灸の効果

胃と膀胱の灸のつぼに一度に多くの灸をすると、気がのぼせて痛みに耐えらないといい、一日に1,2回、それを毎日続けて100回にいたる人がいる。また胃に属するつぼに毎日1回を100日続ける人がいる。
これらは、悪い環境から身を守り、風の影響を防ぎ、のぼせを治し、鼻血を止め、眼をはっきりさせ、胃の調子を上げ、食欲を増進させるので、もっとも有益だろう。
しかし、この方法を書いた医学の本は見たことはない。(つまり、養生訓で初めて書いたと自慢しているのだろう。)でも、この方法で効果があったという人は多い。

45 禁灸の日

治療法を書いた本の中には、灸をしてはいけない日が多く記してある。なぜ、灸をしてはいけないのか理由は明らかでない。
いろいろな諸説があるが、すべてを信用するはいけない。(だから、どうしろというのだろうか。まあ、理由を説明できないことがあっても守るほうがいいものもあるということだろう。)

46 小児への灸

小児が生まれてから、まだ一度も病になっていないときには灸をしてはいけない。もし灸をすると、癇癪(脳膜炎ににた症状)をおこす。癇癪を起こしている小児に、第4胸椎・へその横などに灸をしたとき、ひどく痛がるときは一度取り去ってからもう一度灸をするといい。
もし、激しく痛がるようであれば強い癇癪を起こすかもしれないので、注意する。激しく痛むのなら我慢させてはいけない。小児には小麦の大きさくらいの灸をするといい。

47 首すじに灸は不可

首筋の部分の上部に灸をしてはいけない。気がのぼせてしまうからである。老人がのぼせると、癇癪にずっとなってしまう。

48 灸の効用?二月灸と八月灸と

胃腸が弱く食通が悪い人、または下痢をする人は、元気が不足しているからである。こうした人には、灸はとてもいい。火の力によって、気力が出て胃腸に元気が戻る。それで血のめぐりもよくなり、食通もよくなり食欲も出てくる。
毎年2月と8月にへその横、へそのすぐ上、第12胸椎の上端、薦骨(脊柱の下端部すなわち腰部にある二等辺三角形の骨)の真中、胃に属するつぼに灸をするといい。第十二肋骨部、第十肋骨部分にも交互に灸をするのもいい。胃と膀胱の灸のつぼにするのは、もっとも効果的である。
胃腸が弱く食通が悪い人は、毎年2月と8月に灸をするのがいい。へその両側6センチ、または4.5センチの部分に交互に灸をするといい。もぐさの芯の大きさと量は、その人の症状、体格をみて決めればいい。
虚弱なひと、老衰の人は灸を小さく、回数も少なくするといい。へその横にするときは、気の弱い人なら1日1回、あるいは2日に1回、4日に2回くらいがいい。一度に多くして無理をしてはいけない。日数がたってから灸をしてもいい。

49 灸のつぼ

灸のつぼを選んで灸をする。むやみに多く灸をすると気力が減り、血のめぐりが悪くなる。

50 頓死者の灸

すべての急死した人や、夜にうなされて死んだ者には、足の親指の爪の甲の内側で、爪から少し離れた場所に、5回か7回の灸をするといい。

51 老人と灸

衰えた老人は、身体の下部に力が少なくなる。それで、のぼせやすくなる。多く灸をすると、ますます足腰が弱くなる。とくに上部と脚に多くの灸ををしてはいけない。身体の中部に灸をするにしても、ちいさな灸で、1日に1回か2回、一カ所にたいし10どばかり灸をするといい。毎日回数を重ねて、10回くらいするといい。
しかし、老人といっても人によっては灸に強い人がいるが、用心をするのにこしたことはない。

52 病人と灸?ひねり艾と切り艾

病人は気が弱くなる。日頃使っている灸の大きさのものでも我慢できない人がいる。こうした人には、もぐさを切って小さくしたものを用いる。1ぐらむのもぐさにして、それを長くのばし、紙に巻いてその端をのりづけし、天日に干し、一日ごとに片方をまっすぐ、もう一方を斜めに9ミリ切り、まっすぐのほうを下に厚い紙を貼り付け、天日に干したものを使う。
灸をするときに、塩のりを下につけてすると、熱の痛さも我慢できる。もぐさの下にのりづけすると、下まで燃えないので熱さは我慢できる。そのようにしたものは、長く燃えるので、身体の内部まで効果がある。

53 腫れものと灸

危険なできものや悪性の腫れものが、出来始めたときは、早く灸をすると、腫れあがらないで治る。化膿しても、毒が軽くなり早く治る。首筋から上にできたものは、直接灸をしてはいけない。へその横とすぐ下にするといい。腫れものができてから、7日がたてば灸をしてはいけない。
このようなときは、医者に相談して灸をしないといけない。

54 灸をする時刻

灸は午後するといい。

巻第八終

養生訓の後記

私は、昔、若いときに読んだたくさんの書物の中にある養生の術を集めて、弟子たちと項目ごとに分類して、『頤生輯要』(1682年)という書物を編集した。養生の道を進みたいと思う人は、この書物を参考にしてほしい。その書物の要点を元に、養生の意義をおしひろめたものである。
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